今回、2泊3日で島根県へ。
きつね森株式会社の菅野勝友さんと北垣拓也さんと一緒に、さまざまな場所を巡ってきました。
このツアーのきっかけは、第1回MOKスクールの懇親会で、日野さんとしまね産品振興スタッフの石橋さんが出会ったことでした。
ちょうどWASH建築設計室で進行中の、滋賀県草津市のお寺の改修計画で島根県の木材を使わせてもらうタイミングでもあり、偶然が重なって生まれたご縁でした。
石橋さんからは、島根県では県外の人が県内で商談を行う際に旅費を支援する制度があることや、補助金についての情報も教えていただき、今回のツアー実現につながりました。本当に素晴らしい出会いに感謝です。
ツアーでは、2つの製材所の視察、西蓮寺での伐採打ち合わせ、石見銀山や出雲大社の観光、そして日野さんが2020年に株式会社三角屋と共同制作された「こざこ森」での宿泊など、内容が盛りだくさん!
とても1本のブログでは書ききれないので、今回はツアー全体の流れを紹介する形にしようと思います。
1日目は、朝5:50に事務所を出発。早朝に出発し、きつね森のお二人と合流して車で島根へ向かいました。
最初に訪れたのは渡部製材所。
Vフローリングについてのお話を聞かせてもらったり、自社開発の乾燥機を見学しました。
続いて、西蓮寺へ。
このお寺は、草津市のお寺のクライアントの奥様のご実家で、ご住職であるお父様にお寺のことを丁寧に説明していただきました。実際に山にも入り、伐採予定の木も確認させてもらいました。
夜は「こざこ森」にチェックイン。きつね森のお二人と一緒に宿泊。
2日目は、竹下木材を視察。
会社の理念や、構造用目視等級JASについてのお話、工場の中も丁寧に案内していただきました。
そのあとは観光へ。石見銀山と三瓶縄文の森をめぐり、再びこざこ森へ。
この夜は、以前調査させていただいた物件のクライアントと一緒に宿泊し、BBQをしながらこざこ森の運営についてお話しする機会もありました。
3日目は、出雲大社と神魂(かもす)神社を観光。
その後、鳥取CLTでのの見学を経て、無事に21:00前には事務所に戻ってきました。
本当に盛りだくさんのツアーで、たくさんの場所を巡り、いろんな方とお話しし、いろんな学びを得ることができました。
きっかけは懇親会での出会いでしたが、こうしたご縁がどんどん広がっていくのは本当にありがたいことです。
木材についての学びはもちろん、改めて「つながり」を大切にしたいと思えるツアーになりました。
WASH建築設計室 スタッフ 野﨑