太子橋のいえ【30】勝手門の取付

大阪市旭区太子橋のいえ。

築90年を超える古民家を性能向上リフォームし、次の100年を見据えた再生を目指します。

耐震性能、断熱性能も改善し、増改築版の長期優良住宅をとれるレベルまで改修する計画です。

 

大阪市の修景の補助金の締め切りが迫ってきました。期日までに、補助金の対象工事を終える必要があります。

道路側の外壁の仕上げを、大工さんたちが総出で行っています。写真は通気胴縁の上に仕上げ材を張っているところです。

修景の打ち合わせで追加になった、付柱から取付けています。4M材なのでとても⻑いです。

 

また、道路側の木塀も作業が進んでいます。

取付が完了した西側木塀に添わせて、勝⼿⾨を組んでいます。

この勝手門は既存の勝手門の部材を再利用しています。

勝手門の⼾の⾼さは改修前は1.7Mでしたが、改修後は高さを調整して1.9Mとなります。

使い勝手も改修前よりもよくなると思います。 

 

マキボイラー室の内装下地⼯事を進めています。仕上げはモルタル鏝仕上げとなります。

ここは建物の主屋とは別の、離れの倉庫になります。元々、この離れに浴室がありました。

そこを解体し、薪ボイラーの置き場となります。

構造がRC造なので、火を使うボイラー室にピッタリです。

 

道路側の塀の既存基礎のクラックを補修しました。

ボンドシリンダー⼯法というエポキシ樹脂を⾃動的に注⼊する⼯法です。

施⼯性が良く確実な注⼊効果が得られます。

 

基礎の補修をしてから、仕上げの洗い出しが行われます。

大阪市の修景の補助金の締め切りに向けて、現場はバタバタです。

設計としても見落としがないか、しっかり現場監理を進めています。

 

 

WASH建築設計室 日野弘一

 

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