吹田市で改修した小さな家庭菜園のあるいえに久しぶりに伺いました。
幼少期から住まわれていた住宅を今後も住み継いでいくために、断熱性能の向上と耐震補強を計画した物件です。
改修範囲を絞り込むことで、予算内で性能向上と内装の更新を両立しました。
竣工してから1年経ちましたので、メンテナンスに伺いました。
早くも1年が経過したということにびっくりします。
メンテナンスはコアー建築工房の大谷さんにご対応いただきました。
当日に確認すべき事項は住まい手より共有していただいていたので、早速様子を見てまわりました。
一通り状況を把握し、早速対応していきます。
写真は引き戸の引きしろを調整してくださっているところです。
引き戸が少し手前で止まるようにしたいということで、木端を戸袋内部に入れて微調整しました。
戸袋の内部には工具が入らないため、細長い物(ノコギリ)で木端を奥に押し込んでいきます。
調整後は引き戸の手掛けが戸袋内部に入り込まない位置で引き戸が止まるようになりました。
その後も現場の状況を把握し、柔軟な発想で的確に対処していきます。
1つの項目数分程度で対処されていました。
長年の経験と知識、道具や材料など事前の準備をして初めてできる仕事だと感じました。
僕は改修後の室内の様子を見てまわりました。
竣工してから1年経ち、竣工時にはなかった生活の雰囲気を肌で感じます。
竣工時のドレスアップしたような雰囲気もいいですが、暮らしが伝わってくる今の雰囲気も好きです。
広い窓台に置かれた家電など、計画時に想定していた通りに使用されている様子に、どことなく達成感を覚えました。
反対に計画時には想像していなかった使い方をされているのを見るのも楽しいですし、勉強になります。
柔軟に住みこなされているようで一安心です。
外回りも確認していきます。
WASH建築設計室で製作した木格子も特に不具合なく安心しました。
色味も竣工時とあまり変わりなく全体の雰囲気によく馴染んでいます。
駐車場部分は屋根を補強して、目隠しパネルを取り付けています。
この柱と目隠しパネルが道具を置くのにちょうどいいちょっとしたスペースを生んでいます。
普段の生活が想像できて楽しいです。
1年メンテナンスに伺うことが決まり、個人的に楽しみにしていたことが家庭菜園を見ることです。
物件名に取り入れたぐらい、このいえの重要な要素だと思っています。
外回りを歩くと最初に目につく場所には、さつまいもが育てられていました。
昨年はお孫さんと一緒にさつまいも掘りをされたとのことです。
好評だったみたいで、今年も秋に収穫イベントを開催予定だそうです。
他にはズッキーニやオクラ、枝豆、ゴーヤが育てられています。
オクラは立派な実と綺麗な花を咲かせていました。いいタイミングで訪問できました。
ズッキーニも実が出来始めていました。生命力を感じます。
ゴーヤは今年はうまくいかなかったみたいでしたが、またリベンジされるみたいです。
今年も精力的に様々な野菜を育てられていました。
お庭の野菜とお花の管理をされに、週に1度ぐらい来られているみたいです。
元々は親戚が集まれるようにとご依頼をいただきましたが、頻繁に来てくださっているようで嬉しい限りです。
お庭には変わらず立派な紅葉が植っています。
手入れが行き届いていて、気持ちの良い空間になっています。
暑くなってきたのでこれからの季節はお庭にプールを広げて、お孫さんたちは水遊びをされるみたいです。
この日も非常に暑く、お話を聞いて水遊びをしたくなりました。
小さな家庭菜園のあるいえに久しぶりに訪問し、暮らしぶりを感じることができて非常に充実した日となりました。
住まい手が楽しそうに家庭菜園やお孫さんとのお話をしてくださり、改めて携わらせていただいてよかったなと思いました。
WASH建築設計室 スタッフ 長辻










