東大阪市で新築住宅のお話が進んでいます。
準耐火建築物の条件がかかった国産の無垢材を使用している真壁の木の家の計画です。
耐震や断熱性能を担保した長期優良住宅として計画しています。
前回、構造材の木配りを行いました。
今回は地盤補強工事についてです。
以前実施した地盤調査の結果、地盤補強工事が必要だと判明しました。
地盤補強のやり方は何個かありますが、今回はW-ZERO工法と呼ばれる補強を実施しました。
W-ZERO工法とは、簡単に説明すると地中に鋼管を埋めることで地盤を補強する工法です。
地盤が柔らかいと基礎をしっかり支えられないため、地中に埋めた鋼管の上に基礎を立ち上げます。
残土が発生せず、補強材を完全撤去可能な環境にやさしいのが本工法の特徴です。
初めに補強材の細径鋼管(細長い鋼管)を貫入するポイントに目印をつけていきます。
地面に釘を打ちつけて、そこにビニールテープを結んで目印にしていました。
材料が搬入されました。
地面を掘り進めるロッドと呼ばれるドリル、ロッドの先端に取り付ける先端ピースなどを使用します。
今回の計画では53箇所に補強材を貫入するので、それぞれ53セット+予備が用意されています。
補強材は地面深部の硬い地盤まで届かせる必要があります。
地盤調査の結果、この土地では地中3.5m付近まで補強材を貫入します。
ロッドは空洞になっていて、中に補強材が仕込まれています。
最後にロッドを逆回転で引き抜くことで、補強材のみ地中に埋め込みます。
後日伺うと、補強箇所に少し土が盛り上がっていました。
この土が補強の際に出た残土ということで、本当に少量で驚きました。
無事に地盤の準備完了したので、次は基礎工事が始まります。
WASH建築設計室 スタッフ 長辻




