東大阪市で新築住宅のお話が進んでいます。
前回、無事に地鎮祭が執り行われました。
少し前の話になりますが、今回は造作材の選定をしてきました。
中田木材で在庫してもらっているキハダとウォールナットを材料として支給します。
キハダはその名前の通り、黄色っぽい色味をしています。色味はクリなどに近い気がしました。
ウォールナットは深い色合いとなっているので、落ち着いた雰囲気が出ると思います。
キハダは造作柱とダイニングカウンターの天板、ウォールナットは階段材やフローリングの見切り材として使いたいと思います。
木材をよく見ると、端が少し割れていたり木目や色味が異なっていることが確認できます。
最終的に仕上がった時にこのような割れが見えないように選定していきますが、かといって割れや好まない木目などが少しでもあればその木材は使用できなくなるわけではないです。
材料同士をくっつけて一枚の材料に加工(幅はぎ)したり、最終的に大工さんが切り落とす部分は割れがあっても大丈夫です。
これらを頭に入れて最終的な仕上がりを想像しながら、歩留まりが良くなるように材料のどの部分を使用するか決めていきます。
ウォールナットを見ると外側が白くなっているものがあります。
これは白太と呼ばれる部分で、木の表面付近はこのように白っぽくなっているのが特徴です。
木は表面側の方が最近できた層になっており、柔らかいため虫に食われやすいですが節が少ないのが特徴です。
ウォールナットの深みのある色合いとは合わないので、白太はなるべく除きたいです。
簡単な加工であればその場でできるとのことで、白太は選定の時に切り落としてもらいました。
写真の機械に鋸がついていて、手前から奥へと木材を動かすことで簡単に切断できます。
お昼前から作業を始め、 夕方ごろに全ての材料を選定し終わりました。
今回の選定作業でウォールナットを9枚、キハダを8枚加工することにしました。
加工は中田木材の近くの大白木材にしていただきます。
加工の意向をお伝えして見積もりを作成していただき、予算と相談して実行を決めます。
今回は選定した材料は全て加工してもらうことにしました。
数日後に加工された柱を回収しにいきました。
柱は90角程度にするためにキハダ2枚を圧着しています。
木目がスラーっと伸びていて綺麗に仕上がっています。
色味も非常に落ち着いていて飽きが来ないです。
柱はしそうの森の木で構造材と一緒にほぞ加工してもらうので、車に積んで兵庫県の宍粟市まで運びます。
現場でお目にかかるのが待ち遠しいです。
WASH建築設計室 スタッフ 長辻


