インターンシップの感想 Iさん

今回のインターンシップを通じて、建築設計の実務における幅広い知見を得るだけではなく、地域交流の新しいあり方も垣間見る事ができました。

 

建築設計の実務について、敷地模型の作成に取り組んだ際には、地形の高低差や道路との関係を立体的に表現する事で、図面を読み取る力と空間を構想する力の両方が鍛えることができました。

特に、丁寧かつ精密に作成することの重要性を実感し、建築設計における正確さの基礎を学ぶ事ができました。

模型は単なる表現手段ではなく、思考の道具として設計プロセスを支える存在であることを理解できた点は大きな収穫でした。

その後、図面作成業務に携わり、AutoCadを用いて平面図、立面も、断面図、伏図などを作成する中で、これまでの学生の時にしてきた設計課題とは異なる精度の高さに直面しました。

 

特に増築計画では、既存部と新設部の接合方法や部材の仕口など、実務ならではのディティールを考える機会に恵ました。

線一本の違いが誤解を招くことを体感し、図面とは思考を伝える言語であるという意識がその時に芽生えました。

また、基礎パッキンによる通風改善など、構法、設備の工夫を学び、設計が機能性や環境性能とも密接に結びついていることを改めて理解しました。

さらに、日野さん自らが手掛けるリノベーション現場の見学を通じて設計と施工の関係性を実感しました。

実際にリノベーションされた空間から、素材選定や納まりが人の生活に直結する事を学び、意匠の背後にある思いやりを感じ取ることができました。

 

そしてその一方で、ラウンドカフェや子ども食堂のように、事務所空間が地域と深く結びつき、社会的役割を果たしている様子に触れ、建築の社会性や地域貢献のあり方を学ぶ事ができました。

設計とは単なる造形行為ではなく、人、地域、環境を繋ぐ行為でもあると今回のインターンシップで実感する事ができました。

 

 

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