大阪府吹田市で既存のRCのガレージの強度調査を行いました。
元々建っているRCガレージの建物の適法性を確かめるための調査です。
ガレージには確認申請や完了検査などの法的な記録が残っておりません。
同じ敷地内での増改築をするにあたって、このガレージの安全性を示す必要があります。
今回の調査は「RCの鉄筋の構成」の調査と「RCの強度」の調査になります。
鉄筋の構成については、どのような太さの鉄筋がどのくらいの間隔で設置されているかを調査します。
そのためには既存のRCをはつって鉄筋を直接目で確認することになります。
RCの強度は一部をコア抜きして試験所で実験してもらい、硬さを測ってもらうことになります。
それぞれRCを破壊する前に超伝導の機械でどのように鉄筋が配筋されているか把握し、どこを撤去するかを決めていきます。
壁の調査の様子です。
あらかじめどこに鉄筋があるか把握しているので最小限の破壊で縦横の鉄筋を確認することができました。
このようにRCをはつって内部の鉄筋の太さ、間隔、被り厚さなどを確認できます。
これは壁のコア抜きの様子です。
RCのコアを採取して実験場に持ち帰り、どのくらいの強度があるかを測定してもらえます。
コンクリートというと硬くてもろい印象がありますが、切断ができるのです。
この辺りは完全に専門領域なので息を呑みながらただただ見守るのみです。
破壊調査でRCの一部が破壊されるのですが、今回のように事前に配筋を確認してから実施すれば最小限の破壊で鉄筋を確認することができます。また破壊後も綺麗に補修してくれるので、よっぽど見た目にこだわらないのであれば今回のようにRCの破壊試験をする方がリアルな数字を得られるのでは無いかと感じましまた。
2025年の法改正で調査の仕方も見直される中で、RCの基礎の評価が今後増えてくるかもしれません。
これからは今まで以上に真っ当に向き合っていかないといけない調査項目などだなと感じる今日この頃です。
WASH建築設計室 日野










