吹田市で改修中の家庭菜園のあるいえ、内装工事が進んでいます。
写真は台所の吊収納と換気扇を取り付けている様子です。
水平垂直に設置するために、レーザー墨出し器を使用されていました。
大工さんの時もそうでしたが、何かを水平垂直に作るというのはすごく難しいことだと思います。
当たり前のようにされているので、簡単なように見えてしまいますが、一長一短では身につかない技術に尊敬します。
別日に伺うと、内装の仕上げ工事の最中でした。
クロス仕上げの方は、目地とネジ穴の部分に網状のテープが貼られ、上からパテが塗られていました。
これで壁面が平らになるので、仕上げた時に段差ができなくなります。
和室については割れがあったので聚楽を塗り直しています。
下塗りが乾いた後、仕上げ材を上から塗られます。
写真はコテを用いて、下地材を薄く均一に塗られている様子です。
コテの跡なく綺麗に塗られており、職人の技術を感じました。
数日後、住宅設備が取り付けられていました。
色味も白を基調に統一されているので、室内の雰囲気と調和しています。
住宅設備が取り付けられると、一気に工事途中の雰囲気が薄れ、生活をイメージしやすくなりました。
家庭菜園の方も順調に成長しています。
現場監理で訪れると、ちょうどブロッコリーを収穫されていました。
住宅の裏手にありますが、日当たりが良いのか大きく育っています。
工事も畑も最後までしっかり確認していきます。
WASH建築設計室 スタッフ 長辻