吹田市で改修中の小さな家庭菜園のあるいえの工事が進んでいます。
前回は仕上げ材についてでしたが、今回は枠材についてです。
トピックごとにまとめているので、微妙に時系列が前後しています。
重複しないように気をつけながらブログを書いていきます。
まず、枠材を出しに中田木材へ行きました。
枠材は中田木材で保管していただいている在庫のアッシュを利用します。
以前、まとめて購入した分を出していただきました。
今後の在庫管理もかねて、一度すべての材料幅をメモして把握しました。
いよいよ材料を選定していきます。
事前に現場に行き、枠の必要な大きさを確認してきたので、それに合う枠材を見繕っていきます。
これから加工していただくので、加工で削られる分を確保できる幅の材料を選ばないといけません。
右の写真が最終的に選定し終えたアッシュの山です。
大体20丁ほど使用することになりました。
残りのアッシュは引き続き保管していただきます。
またいつか別の物件でお目にかかれるかもしれません。
数日後、枠材が現場に運び込まれました。
選定し終えたあと、仕上げ寸法に加工していただき、表面は超仕上げしてもらっています。
白っぽい色味のため、床や天井の仕上げ材であるヨーロピアンアッシュともよく馴染みそうです。
また数日後に伺うと、大工さんが枠材を取り付けてくださっていました。
写真はトイレと脱衣室の開口です。
水回りの壁には奈良県吉野材のヒノキ上小節を使用しています。
大工さんも節の少なそうな良い材料だとおっしゃっていました。
壁一面ヒノキの優しい色合いに満ちています。
ヨーロピアンアッシュもそうですが、ヒノキも枠材と色味が似ていて相性が良く、いい感じに馴染んでいます。
いよいよ大工工事も終わりに近づいていますが、気を抜かずに現場の動向追っていきます。
WASH建築設計室 スタッフ 長辻