はじめまして。4月からWASH建築設計室のスタッフに加わりました、野﨑です。
先日、長辻さんが担当されている「小さな家庭菜園のあるいえ」の現場で、
WASH建築設計室のDIY工事である木格子の製作のお手伝いに行ってきました。
はじめに、調達した材料を全て塗装しました。
加工と取り付けをする前に塗装することで、作業の効率化が図れる上に、塗りムラを抑えて綺麗に塗装することができます。
80丁とたくさんあったので一日作業となりました。
取り付ける窓のサイズをしっかり測って塗装が乾いた材料を仕上がり寸法に合わせて加工していきます。
長辻さんは丸鋸を慣れた様子で使いどんどん材を切り落としていました。
加工が終わるとついに組み立てていきます。
上下の長い下地材には溝をつくり格子材をはめ込みます。
インパクトを使ってビスで下地に取り付けていき、溝があることで前にビスが見えないようになっています。
ビスをまっすぐ打つのが難しく、最初は苦戦しましたが長辻さんにも教えていただき、
少しずつコツを掴むことができました。
ビスを打っている場所は見えない場所ですが、見えないところでも、まっすぐ均等に打ったり、打ち込みの深さを揃えたりするのは凄く大事なことだと思いました。
取り付けが完了したら、加工した際にできた小口を塗装していきます。
完成が見えてきてわくわくしました。
完成した木格子を取り付けるためにまず、既存雨戸に受け材をつけます。
木格子は見た目を考慮し、既存雨戸と大きさ (高さと奥行き) が揃うように制作しています。
風などで落ちないようしっかりと固定しました。
格子はモダンな色合いに仕上がっており、外壁や雨戸の色と調和しています。
まだ一つだけの完成ですが道路から見てもとても素敵であたたかい印象になりました。
残りの雨戸にも木格子がついていくのが楽しみです。
WASH建築設計室 スタッフ 野﨑