大阪市の東三国で住まいの相談です。
空き家になって長いニコイチ長屋の一室を改修して住まえるようにしたいということです。
先日下見を終えていますのでこの日は既存の状況をもう少し詳しく調べます。
一体どんな住まいの可能性があるのでしょうか。
まず、建物の間取りを調べます。
おいおい大阪市の耐震の補助金を使って耐震診断をしますので、耐震情報の調査はその時に行います。
ただ、建物の大きさや部屋の構成がわからないと事前相談にもいけませんので調査しておく必要があります。
また建物の大体の高さについても調べておきました。
窓の位置や窓の大きさもチェックです。
あとは非常に大事になる敷地の境界の情報です。
古い建物なので境界が曖昧な部分もありますが、しっかり明示されている部分もあります。
現状、どのような状態になっているかを確認します。
この日は簡単な現地確認で終わりました。
これでざっとした間取りは作ることができます。
間取りができたら大阪市の耐震診断、耐震改修設計の補助金の申し込みを行います。
大阪市の耐震の補助金は助成額が大きく、空き家の補助金と合わせるとなかなかの金額になります。
かれこれ2019年くらいから毎年申請していますが、構造的に危険な建物の耐震性を上げるための非常に有効な補助金だと感じています。
ぜひご興味がある方はお問合せください。
WASH建築設計室 日野弘一