大宮の長屋【14】土台が敷かれました

大阪市の大宮の長屋の改修工事。

七軒長屋のうち二軒をフルリノベーションして、建物全体の耐震性を改善するプロジェクトです。

 

基礎が完成し大工工事が始まります。

 

この日は、基礎の完成に合わせて土台の材料が運ばれてきました。

今回使用する木材はヒノキです。

ヒノキはリラックス効果のある香りが特徴的である上に、構造材として強度もあり耐久性があり、建築材という観点からも優れた材料として知られています。

以前プレカットの打ち合わせと材料の確認に行った兵庫県宍粟の材料になります。

 

 土台が組まれていきます。基礎の上に土台となる木材が組まれていくのですがその間に右の写真にある「基礎パッキン」というものが間に挟まっています。基礎と土台に隙間があることで水気を避けることができ湿気から土台を守ってくれます。

 

プレカット材の木材は柱などを差し込む穴はあらかじめ開いていますが、基礎と木材をとめる際に使うアンカーボルトは細やかな調節が必要になるため現場で大工さんが穴を開けています。

寸法をしっかり確認した上で適切な位置に合わせて穴を開けていきます。

工業化が進んでも職人さんの技術がまだまだ現場では発揮されています。

 

 

アルバイトスタッフ 松本

 

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WASH建築設計室

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