半坪ハウスの設置2022 その1

半坪ハウスを移設して外部の物置として設置してきました。

大阪工業技術専門学校、OCTの大工技能学科の実習で造られる半坪ハウスを兵庫県三田市に移設しました。

学生の手で、自分達の作品を実際の現場に納品します。

 

まずは今回半坪ハウスを導入いただいたいただける住まい手さんにご挨拶です。

大阪工業技術専門学校の教員の先生、また依頼を受けたWASH建築設計室の日野から概要を改めてご説明しました。

本来であれば破棄してしまう学生の実習作品を受け入れてくれる住まい手さんには感謝です。

 

次に教員、学生間で作業内容の確認を行いました。

今回は半坪ハウス二棟を連結し、屋根、外壁、床、建具を取り付けて外部収納にする計画です。

説明が終わったら早速作業に取り掛かります。

先日、材料はすでに納品済みでしたのでそれを広げるところから始まりました!

CBの基礎を並べ、土台から据えていきます。土台はヒノキです。

CBと土台の間には基礎パッキンがかんでいます。

掛矢で材料を叩いて入れています。

 

土台がすえられたところから柱を立てていきます。

まずは左半分の一棟目を建てて、それから右半分の二棟目を建てて連結する作戦です。

柱は杉です。何度か組んでいるのですんなりと組めました。

 

米松の梁まで組んだところで、柱を貫通する”貫(ヌキ)”を入れている様子です。

ここが想定外に時間がかかってしまいました。

貫は本来、貫穴をやや大きめつくっておき、くさびで固定します。

ただ、この半坪ハウスの貫穴が元々小さめであったことと、貫の材料自体が時間が経って沿ったせいで全然入っていきません。

最終的にはパワーでなんとか入れることができましたが、大きな時間ロスです。

貫を入れるために、一棟目ができないと二棟目の作業ができないこともあり余計に時間がかかってしまいました。

そしてここで午前の作業は終了。一旦ランチ休憩に入りました。

 

ランチは近くの”まほろばキッチン”で豪華な食事です。

パスタですが、コースのように前菜があり、パンは食べ放題です。

お昼を食べて、鋭気を養います。

 

午後の作業です。

二棟目の軸組を組み立てていきました。

一棟目は先に出来上がったので、格子の壁や板の壁を先に仕上げていきます。

筋交や間柱などの部材も入れていきます。

並行して塗装も行いました。学生の分担作業が大切です。

 

そしてここで作業が終了しました。

本当はこの日で全て終わらせたかったですが、時間が足りませんでした。

屋根の板金葺きと、外部収納の物置、また床はりが残った形です。

雨養生だけして、引き上げになりました。

 

集合写真です。

今回は今までにないくらい学生が集まってくれました。

人が多い分、役割分担の大切さ、難しさもありましたが、学生の主導でここまで怪我なく作れたのでそれは良かったのではないかと思います。

また次回、仕上げをしにやってきます。

みなさんお疲れ様でした。

 

帰り側に、近くのOBの住まい手の家に立ち寄りました。

この二年前に、今回と同じように半坪ハウスを薪だなとして造らせてもらった家になります。

今回の半坪ハウスを依頼してくれた住まい手は、このOB住まい手の友人であり、ここの薪だなをみての依頼になります。

こういったつながりは嬉しいですね。

 

この日は大工技能検定2級の練習で出た椅子(踏み台)を欲しいと言われていたのでプレゼントに来ました。

お子さんも大きくなり時間の流れを感じます。家のお庭もひと回り成熟して良くなっていました。

 

こういったご縁がさらに広がることを期待し、引き続き真摯に仕事に臨みたいと気持ちを新たにしました。

 

 

日野弘一

 

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