大阪市鶴見区のカフェ、café de lien*カフェドリアンさんで、現在開発中の竈門飯次郎(通称)の販売と、ツルピカ泥団子の体験イベントを行いました。泥団子おじさんのお手伝いとして、WASH建築設計室も参加しました。秋を超えて冬の寒さが到来した中、楽しいイベントをすることができました。
私たちのイベントブースはお店の正面にしてもらいました。
メインはポータブル竈門の竈門飯次郎の販売ですが、子供向けにツルピカ泥団子の体験イベントを行いました。
なかなかおしゃれな感じでセッティングできました。
ベースとなる泥団子は、いぜんWASH建築設計室のインターンシップの学生とつくったものです。
綺麗に丸めた泥団子に漆喰を塗っていくことで、ツルピカの泥団子になります。
元の泥団子が綺麗でないと、仕上がりのツルピカ泥団子も綺麗にはできません。
今回のイベントのために丸めた泥団子は、合計で4工程くらいかかってつくったものになります。
それで子供達が喜んでくれるなら、苦労の甲斐もあったというものです。
漆喰を塗って、丸めていき、最後はフェルトで磨いていきました。
私も時間がある時に自分で何個かやってみましたが、どんどんとコツがわかって綺麗になってきました。
やりだすと楽しいものです。
しかし手が荒れると分かっていましたが、面倒で素手でしていたら本当に翌日手が荒れてしました。。。
子供たちには面倒でもゴム手袋をつけてもらっていてよかったです。
イベントの会場にもなっているカフェドリアンの唐揚げとみそおにぎりや、私たちの竈門飯次郎で炊いた炊き込みご飯など、美味しい要素もたくさんありました。外は寒かったですので、温かいものが一段と身に染みました。
こうしてイベントは無事に終えることができました。
子供たちにも泥だんごを体験してもらえてよかったです。竈門は売れませんでしたが。。。笑
私たちは泥だんごや竈門を売って儲けたいわけではなく、土という素材がなくなりつつある現代の住宅で、土の魅力といいますか、土をまずは感じてもらえる機会を作りたいということでこの活動を行なっています。
そもそも土というものに触れる機会が減っている今の世の中では、土が家につかわれていることを知らない子供も多いです。大人でも土が家に使えると思っていない人は一定数いると思います。
そういう人たちに、土という素材をまずは知ってもらえたら嬉しいと思います。
そういったところから、自然素材の良さ、私の場合は本来は木を得意としていますので、そういう住宅全体の材料について考える機会を持ってもらえたら嬉しいと考えています。
これからも、ゆったりとしたペースでこの活動は進めて行きたいと思っています。
少しずつ、広がっていけばいいなと思っています。
WASH建築設計室 日野弘一