京都府山科区の新築の住宅の工事の中間検査に立ち会ってきました。
大阪府吹田市の事務所から車で約40分。少し雪がちらつく中の寒い調査となりました。
建物は木造三階建の住宅です。屋上に上がる塔屋があるためとても高さが高くなります。
申請機関の日本建築確認センターから検査員の方が来られました。
はじめに外回りの確認を行い、その後室内に入りました。
外の作業は建物の配置についてです。
この敷地は直前に測量に入ってもらっていたこともあり、バッチリ寸法が合っていました。
室内は主に構造の確認です。
柱の柱脚・柱頭金物がきちんと図面通りにつけられているかチェックします。
またボルトがしまっているかなども確認しました。これらも問題なしです。
バルコニーの手すりの高さもチェックしました。
ちなみに防水はFRP防水がきちんと施行されていました。
検査とは関係ありませんが、断熱材も現場に搬入されていました。
これは羊の毛を使ったウールブレスです。グラスウールに比べると触り心地がいいです。
屋上からの眺めです。
三階建の建物の屋上なので、やっぱり遠くまで見渡せます。
天気が崩れてきて暗くて見えにくい写真になってしまいましたが、京都の街がある程度遠くまで見れました。
中間検査も終わり一安心。
ですが引きつづき気をつけて工事を進めてもらいたいものです。
WASH建築設計室 日野弘一