WASH建築設計室では建築模型を大事にしています。今は3DパースやCGなど、表現方法が多様化しています。それらを使うこともありますが、住まい手さんとの大切な打ち合わせの時には意匠の模型を。また構造の打ち合わせを大工さんとするときにも軸組模型を造って意思疎通を図るようにしています。
外観模型
住まい手さんと打ち合わせをするとき、外観と簡単な内観がわかる模型を造ります。
間取り図だけでは伝わらない情報を伝えることができます。
住まい手さんにこの模型を見せると大喜びしてもらえることが多く、それはとても嬉しい気持ちになります。
スケールは1:100にすることが多いです。
外観の様子がよくわかり、内観も空間の大きさや大体の生活の雰囲気がわかります。
人や車の添景を置いてあげることでスケール感がわかりやすいようにしています。
内観模型
マンションのリノベーションや内装メインの工事の時は、内観を重視した模型を作成します。1:30のスケールで、家具についてまで打ち合わせができるようにしています。
これも住まい手さんへのうけはとてもいいです。
軸組模型
構造の打ち合わせで使うのは軸組模型です。
大工さんとの打ち合わせもこれがあるととてもわかりやすくて重宝します。
プレカットの時はプレカットの担当者ともこれをみながら打ち合わせしています。
実際に軸組を造ってみることで、図面のミスなどを防ぐこともできますし、実際に建物の軸組を触ってみることで構造強度を体感することができます。
古民家などの調査で、記録用に軸組模型を造ることも。
臨機応変に、必要に応じて模型を造って生かしています。
WASH建築設計室では建築模型をこのように様々な状況で造っています。
ただあくまでも打ち合わせのための模型ですので、模型の目的をしっかりと定め、かける労力を決めて造ることを心がけています。
こうしてできた模型が打ち合わせに役立って住まい手さんに喜んでもらえるよう技術を磨いております。
プレゼンテーションをする際は模型を提示しますので、ぜひ住宅のご相談もしてみてください。
コメントをお書きください