自己紹介

設計事務所をしているとよく敷居が高いと言われたり、顔が見えないから声をかけにくいということを言われます。ここでは簡単ですが建築の仕事に就くまでの略歴を兼ねて自己紹介をさせていただければと思います。

 

学生時代

高校は兵庫県の端っこ、テクノポリス(播磨科学公園都市)にある兵庫県立大学附属高等学校でした。寮生活が特に印象に残っています。

テクノポリスは安藤忠雄さんや磯崎新さんなどが計画に携わっており、高校の校舎も安藤忠雄さんが設計したものだと記憶しています。当時あまり意識しませんでしたが、そういったことも建築に興味を持ったきっかけなのかもしれません。

 

大学は家の近所の大学に進みました。建築学科に入りました。

初めは建築がしたいというよりはものを造る仕事がしたいと思い、機械系なども受験していましたが、一番ものを造りそうな建築学科を選びました。

忙しい学科でしたが、アカペラサークルや様々なバイトを経験しました。

 

4回生になると江川直樹教授に師事し、研究室に入りました。

とにかく週二回以上休めることと、多様な研究内容に惹かれて研究室を選びました。

カンボジアのカンポンプロックの様子(山田修二さん撮影)

一番興味を持って取り組んだのが、”ゲニウス・ロキ”という本を読むことです。

土地の声を聞くという内容なのですが、建築の必然性や建物が建つ理由を考えることに大きく惹かれました。関連してカンボジアのカンポンプロック の実測調査など、外国に行くことも多くとても新鮮な経験を得ることができました。

 

そして就職(修行)へ

大学三回生の時に、関西大学に教鞭をとりに来ていた三澤文子さんと出会い、一気に木造の住宅の世界に引き込まれました。学生の時からアルバイトとして呼んでもらい、週二回のペースで事務所に通いました。

その頃からMOKスクールなどの勉強会に参加したり、詳細調査などの経験もたくさん積ませてもらいました。

 

卒業と同時に就職し、5年間の修行期間が始まりました。

苦しいことや辛いことも多かったですが、様々な仕事をある程度任せてやらせていただき、とても自信をつけることができたことが大きかったです。

 

自立循環型住宅の研究会のアワードで最優秀賞をとったことや、担当物件でグッドデザイン賞を取ったりしたことがいい思い出ですが、それぞれの住まい手さんとのやり取り一つ一つがとても大切な経験として刻まれています。

 

そして独立へ

退職の少し前に事務所を購入し、独立に向けて準備を始めました。

もともと住んでいた千里の祖母の家からも近く、高速などの交通の便がいい吹田市の山田駅の近くでマンションの店舗棟を選びました。

 

二階の住宅は工務店の藏屋にお願いして工事しましたが、一階の事務所は時々大輝さんの手を借りながらもほとんどDIYで工事を行いました。

 

初めから仕事に恵まれて忙しく過ごさせてもらえました。

事務所の工事の方も少しずつ進めて2018年の夏にはカフェとして運営することができるまでの内装に仕上がりました。

 

二児の父としても、家事育児を毎日しながら働いています。

毎日の送り迎えや家事が負担に感じることも多いですが、設計の糧になるはずだと頑張ってきました。

そんな中、設計のスタッフやカフェの店長さん、営業部長など、少しずつ一緒に働く人が増えて助けられながら日々の仕事を家事と両立してこなせるようになってきました。

 

このような経験を積み、設計事務所として独立して仕事をしています。

住まい手の皆様に、少しでもいい環境の家を提供できるよう日々精進してまいります。