WASH建築設計室の新築住宅

長く住まえる家を造りたい

新築住宅を設計する際、一番に考えていることは長く住まえる家にしたいなということです。

長く住んでもらうには、まず建物が物理的に長持ちするように劣化対策が施されていることや、耐震性が十分に確保されていることは必須です。

そして、物理的に寿命を迎えることがなくても、住まい手がいなくなってしまっては建物は存続することはできません。住まい手に長く住んでもらえるように、また手放さなくいけなくなった時も次の住まい手が見つかるための居心地の良さ、可変性、社会的な魅力を持たせられたらと考えています。

 

建物の劣化対策

劣化というと雨漏りをしているかどうかやシロアリが入っているかどうかなどの話になりますが、新築住宅では劣化に対する対策が取られているかどうかが大切になります。要は劣化がしにくい建物の構造になっているかが大切です。

基礎は必ずベタ基礎にし、建物を湿気から守るようにしています。また土台や地面に近い部分はヒノキを使ったり、無垢材を使う中でも木の特性にならって適材適所、配置することで薬剤をできるだけ散布せずに劣化しにくい家を目指しています。

また、構造材を隠してしまわず、できるだけ見えるようにしておくことで構造材の異変がすぐにわかるようにしています。 

建物の構造・耐震性能

快適な生活を送るには、耐震性に対する安心が不可欠です。

それは、耐震性能がしっかり確保されていることはもちろん、それを理解していただけるようにお伝えする事を心がけています。

耐震性能は、よく耳にする”耐震等級3”に対応させることもできます。

また、建物の間取りや構造材の組み方が理にかなっているかどうかなど計算書だけではわからないことがあります。木造住宅の構造の根本となる構造材の組み方を、できるだけ理にかなったものになるように考えています。

断熱性・温熱環境を考慮した住宅

新しく住宅を建てるのであれば、断熱性能を高いレベルにする事をおすすめします。断熱性が高い住宅は、室温が安定し、居心地のいい室内空間にすることができます。また寒さによる健康被害も軽減し、健康で快適な生活が送れるようになります。

また建物を高性能化するだけではなく、自然の光を取り入れて冬季の暖房負荷を減らしたり、夏はなるべく日射が入らないようにする工夫を施します。暖かさ・光など自然の恵みをなるべく取り入れられる住宅を提案します。

国産材の木を使う

私たちの提案する住宅は国産材の木を使います。

構造材はもちろん、内装材も多く木材を使います。

私は無垢の木を使った空間が暖かく良い匂いがして居心地が良いと感じているので

木を使った住宅を提案しています。

また、手に触れる部分には本物の素材を使いたいという事も大きな理由の一つです。

 

木材の構造材は基本的に隠さず見えるようにします。

長年かけて育った綺麗な木を隠してしまうのはもったいないということもありますが、

構造材が劣化していた場合すぐにわかるため劣化対策の一環にもなります。

また構造材が見えている住宅は、増築や改装もしやすいため、可変性も備えることができます。

 

その構造材には現在の日本の山の現状を見据えて国産材を使います。

国産材を使うことで運搬などにかかるCO2を低減し、環境のことを考えた住宅にすることで

社会問題に対する意識を内包した住宅にすることができます。

こだわりの手作り家具

家具については既製品ばかりを使うのではなく、部品を工場に直接注文し、大工さんが造るオリジナルの家具を提案しています。

限られた空間を有効に使い、住まい手の細かなご要望に対応したベストな構成で家具を造ることができるからです。

 

またハーフユニットバスを使ったヒノキのお風呂など、こだわりを

詰め込んだご希望にもご対応・ご相談を行っております。 

調査診断に基づいた新築

私たちは調査診断業務を多く行ってきた実績から、

”どういう納まりになっていたら劣化(雨漏りや腐朽)が発生しやすいか”

などといった、反面教師の経験を蓄積しています。その知識を新築にも生かすことができると感じています。

基本的にはこういった事を考えながら、一軒一軒真摯に設計に向き合っています。

この考えの元、敷地の状況や街の雰囲気、そして住まい手の個性・ご要望を混ぜ合わせて一軒の住宅になります。

住まい手にとって最高の、オリジナルの住宅を設計できればと思っています。